2011年10月24日月曜日

十月の桜。

昨日は、トルコで大きな地震がありましたね。
今年は、NZの地震、東日本大震災、タイの洪水と
世界規模の災害が続いています。
私のしている食の仕事にも、確実に影響を及ぼすでしょう。



少し憂いた気持ちで
皇居の東御苑を散歩していたら
ジュウガツザクラという10月に咲く桜を見つけました。
桜が、一輪づつ花開くように
ひとつひとつ、新たに変化する時期なのかもしれません。

多くの犠牲者やご家族に哀悼の辞を捧げます。

2011年10月20日木曜日

横浜中華街

私の実家は横浜です。
子どものころから、お客様がいらしたり
家族の誕生日などのイベントがあると
横浜中華街にでかけてきました。
なじみの深い街です。

東京で暮らすようになってから
足が遠のいていたのですが、
市場調査も兼ねて、遊びに行きました。



ずいぶん店が変わっていましたが
賑わいのある様子は、昔のままです。

裏通りにある、穴場の肉屋さんや
製麺所のやっているお店などをハシゴして
久しぶりに、横浜を堪能しました。

2011年10月18日火曜日

味わって食べる

『食育』って子供のためのものじゃないんです。
まずは、大人がしなくちゃいけないんじゃないかなと思ってました。
カロリーとか栄養とかも大事だけど、もっと大切な何か。。。
たまたま、お知り合いになった医学博士の大賀英史さんの
メンタルヘルスと結びついた食について、ぜひ講座をやりたいと盛り上がり
旬の食材の食べ比べを通して「味わって食べる」実践会を行いました。

男爵、キタアカリ、アンデスレッド、シャドークイーン、
さやあかね、メークイーン、ベニアカリ・・・


はるきちオーガニックファームさんから
7種類の旬のじゃがいもを取り寄せて、みんなで味わいました。

日常で食べるごはんは、つい、腹を満たすだけのものになりがちですが
素材と向き合うということで、食感、香り、視覚、噛む音などなど
味を楽しむということが、おろそかになっていることが多いです。



とはいうものの、私自身、電車の乗り換えの5分で何か食べないと
今日1日、食べそこなうという余裕のない日もあるので、
毎回、じっくり味わえていない現状です。

「忙」とは、心を亡くすと書くんだなと、しみじみ。

時間が作れるときは、食べ物とじっくり向き合うようにしたいと
改めて気づかされました。
仕事をする上でも、その感覚は忘れてはいけないと思います。

2011年10月14日金曜日

歯みがき粉。

海外で暮らしていたり
旅行に行く友人たちに、
『お土産は何がいい?』と聞かれると
地元のスーパーなどで売っている塩と歯みがき粉を頼みます。



歯みがき粉は、日本のものとは味が違って
面白いです。
アメリカのは、全体的に甘いのが多い気がします。
もしくは、オーガニック系のまったく甘さや泡立ちがないヤツ。
慣れると、普通の歯みがき粉がケミカルに思えます。

だいたい、どの歯みがき粉も使い始めは味に慣れなくて
マズイxxxって思うのですが
慣れてきたころに、次の歯みがき粉になってしまいます。

直近は、韓国のお土産のお茶の歯みがき粉。
サッカリン系の冷たい甘さと後味に
日本のものとは違う不思議な緑茶感がありました。

韓国歯磨きが終わってしまい、
次回は、フランス土産(だったと思う)になります。
どんな味がするのかなー
たのしみ♪

2011年10月6日木曜日

YAMAHA 「Salty Life」

海を愛する方々のためにヤマハが発行しているメールマガジン
Salty Life」の100号記念に、
レシピとエッセイを書かせていただきました。

メニューは、『記念日に作りたいアクアパッツァ』です。

このメールマガジンの紹介文にも書かせていただいているのですが、
私は、海と縁が深いです。
今は高齢で引退しましたが、父が昔、船乗りをしていたり、
母方の祖母が根室の網元の娘だったりしました。
私自身も、祖父母の暮らしていた海辺の町で生まれて、
横浜の海の見える家で育ったので、海が大好きです。

今でも仕事に詰まると、気分転換をしに
バイクで首都高を飛ばして、横浜のヨットハーバーで海を眺めに行きます。

そういえば、今、ご縁があってお借りしているキッチンスタジオも
海の近くです。

今日は、天気が良かったので、客先の近所の浜辺を散歩しました。

最近、仕事が重なっていろんなところを飛び回っていたのですが、
海風に吹かれながら、浜辺を歩いていたら、
自分の心の余裕のなさや、
詰め込み過ぎているスケジュールに気づかされました。

視界をはばむことのない景色を見ることは、
心のバランスを取るのに大切なのかもしれない。
と、空の青さを見上げながら思いました。

2011年10月1日土曜日

ポルチーニフェア。

ガストに行きました。
ポルチーニフェアをやっていてびっくり。
昔、イタリア料理屋さんで修業していた頃、
ポルチーニは、本当に高級食材でした。

そういえば、以前、某ファミリーレストランの
クリスマスメニューのコピーを考えるお仕事をいただいたとき、
フォアグラを使ったメニューがあってびっくりした記憶があります。

ポルチーニをファミリーレストランで出せる価格で
どのように使用しているのか興味シンシンで
「若鶏のグリル ポルチーニソース」頼んでみました。

あれ?上にのっているのはシメジ??
あ。でも。ちゃんとポルチーニの香りがする!!

ガストのHPを拝見したら
ピュレ状にしたポルチーニにマッシュルームペーストや生クリームを加えたようです。

本格的な高級店には、敵わないかもしれませんが
この価格でポルチーニを感じさせる商品を作る
企画力と仕入れの流通力は侮れません。

おいしくいただきました。
ごちそうさまでした。