2011年8月15日月曜日

戦争と父とメザシの話。

今日は終戦記念日。
キッチンスタジオの近くにある本願寺で
戦没者に追悼をしました。



私は、戦争を知りませんが、
父が小さいころ満州で暮らしていたため、
終戦の様子を聞かされて育ってきました。

終戦当時、父は10代半ばでした。
船で日本に戻ってきたそうですが、
最後の方は食糧が尽きて
ピーナッツ5粒が、1日の食糧だったそうです。
横浜の港に着いたときに、七輪でメザシを焼いている人がいて
あまりにいい匂いだったので、眺めていたら1匹くれて、
それが本当においしかった。
生きて帰れてよかった。

と、何度も何度も聞かされました。
メザシをみるたびに、私も父の話を思い出します。



世界から戦争がなくなって、
子どもたちが飢餓で苦しまない世の中になるように
少しでも、お役に立てる仕事をしてゆきたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿