2011年3月13日日曜日

地震。

被災地の救援や復旧の任務を命がけでおこなっている方々や
避難生活を余儀なくされている方々、
未だに連絡が取れていない友人が、とても心配です。
震災でお亡くなりになった方や遺族の方に哀悼の辞を捧げます。

11日の大地震のとき
私は、三浦半島の浜辺で漁師さんと商談の真っ最中でした。

めまい?
いや。ワカメを干す台も、船も揺れてるし。。。地震だ!!
慌ててi-Padを取り出して、地震速報を見たら
東北地方を中心に震度7の表示があり、
大津波警報の放送が響き渡りました。

お客さんの車に乗せていただき、
高台に向かう途中、海を見たら潮がどんどん引いてました。

大潮でも、こんなに波が引いたところは見たことがありません。
最初の写真を撮ってから30分経ってないのに
空の色も、海の色もおかしな色です。
イヤな感じの生暖かい風が吹いて、妙に静かです。
気がつくと海に浮かんでいたカモメが、一羽も居ません。
なんだかゾッとしました。
自然の威力と人のチカラの無力さを体感しました。

東京では、電車やバスなどの公共の交通網が完全に麻痺しました。
交通渋滞と徒歩で帰宅する人の波が深夜まで続きました。
私は、お客様のご厚意で送っていただき、自宅に帰れたのですが
非常事態だからこそ、人の厚意や思いやりが心にしみます。
本当にありがとうございます。

海外や地方の友人達から携帯電話に、本当にたくさん
安否を確認する電話やメールをいただきました。
電波が混みあっていて、通話もメールの発信もできない状況でした。
電池だけが減ってしまい、親と連絡を取るのが精一杯でした。
ご連絡が遅れてすみません。私は、無事です。

夕飯を食べに入った店で、
悲惨な映像を繰り返し流しているテレビを30分見て
暗い気持ちになりました。
これしか情報がなかったら、日本が終わってしまったのかと
海外や地方にいる人は、心配になります。

東京と神奈川の様子しか見ていませんが
みんな案外、冷静のように思います。

災害直後に暴動もなく、モノが散乱した店で略奪でなく
モノをきちんと並んで買っていたり、
再開した電車で、席を譲ったりしているのって
日本人の美しい「らしさ」だと思いませんか?

コンビニで既に売り切れたおにぎりを求めたお客さんに
「おにぎりは無いけど、お饅頭なら有りますよ!」と、
店員さんがお饅頭を無料で配りました。
貰った人達は皆、お金をお店に置いていったそうです。
こんな様子も、テレビのニュースでは流れません。

Twitterで、ちょっと泣いちゃったつぶやき。
韓国人の友達から、さっききたメール(日本語訳後)
「世界唯一の核被爆国。大戦にも負けた。毎年台風がくる。
地震だってくる。津波もくる……
小さい島国だけど、それでも立ち上がってきたのが日本なんじゃないの。
頑張れ超頑張れ。」

国連からのコメント
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。
今回は国連が全力で日本を援助する。」


本当に大変な事態だけど、
温かさに包まれているのを感じます。
日本は、まだまだがんばれる!

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