2010年8月31日火曜日

鮭のおむすび。

先日、撮影で焼き鮭と白飯を作ったので
アシスタントのYちゃんと、
大量に鮭のおむすびを作りました。



鮭のおむすびを見ると思い出すのが
昔、私の住まいの2階に住んでいた独り暮らしのTさん。

ある年のお歳暮の季節、Tさん宛に
新巻鮭が一匹送られてきました。

数日後の休日、我が家の玄関のブザーが鳴りました。
そこには、『U』の形になって、腹に『ためらい傷』のある
鮭をぶら下げたTさんの姿が・・・。

「ナニこれ?」
爆笑しながら、無残な姿の鮭を受け取りました。

普段、料理をしないので
包丁が、簡単なものしかなく、
切ろうと思ったけど、切れず、
冷凍庫にも収まりきらないぐらい大きかったので
無理やり、グイっと押し込んだら
U字のまま凍ったそうです。

あんなに面白い鮭の姿を
未だに見たことはありません。

解凍してから出刃包丁でカットして
焼き鮭にした鮭むすびを
翌朝、Tさん宅の玄関のノブにぶら下げておいたら
たいへん喜ばれました。

2010年8月23日月曜日

夏の着物

和の会食のお誘いに、夏の着物を着てみました。
紗の透ける生地は、見た目がとても涼やかです。
着物は、着ていると洋服より暑いのですが
背筋がシャンとして
気持ちがひきしまります。



久しぶりの着付けだったので
自分では納得いってません。

もっと着る機会を増やさなくては!

2010年8月20日金曜日

みんなのよい食プロジェクト!

私が関わったみんなのよい食プロジェクトの撮影が
youtubeで流れてました。
フルーツ間食1
フルーツ間食2

イチゴのショートケーキ1個のカロリーで約200kcalです。
果物で同じぐらいのカロリーを考えると

リンゴ 1個半
桃 2個
巨峰 40粒

が、それぞれ同じぐらいです。

ケーキ1個食べてもお腹いっぱいにはならないけど
リンゴ1個半って、かなりお腹いっぱいになりますよね。
しかもビタミンや繊維質もたっぷり。

季節の果物をもっと食べるようにしたいな。
と、このお仕事をいただいて
改めて勉強させていただきました。

2010年8月15日日曜日

築地で天丼

築地市場の場内には、天ぷら屋さんが1軒だけあります。

築地市場が夏休みに入る前に
こちらで芝エビとアナゴの天丼をいただきました。
芝エビの頭と足のサクサク感を残して
筏揚げにしてあります。


しかも4匹が2列です!
背後にはアナゴが隠れてます。

こんなに豪華な天丼なのに1,400円です。
新鮮な材料で、ゴマ油がほのかに香って
カリッと揚がっています。
おいしいっ♪

夕方までお腹いっぱいでした。


天房 (てんふさ)
東京都
中央区築地5-2-1 築地卸売市場6号館

2010年8月10日火曜日

ジンジャードリンク

ジンジャーエール、しょうが焼き
冷やし飴、生姜糖、ジンジャーチョコレートなど
個人的に生姜が大好きです。

夏バテしている私に
ジンジャーシロップをくださった方がいて
すっかりハマっています。

生姜の絞り汁に、レモンを絞ると
こんなふうにピンク色になるんですって。
シロップは、これにはちみつを加えたものです。

新生姜バージョンと、古根バージョーンを
両方いただきましたが
新生姜の方が、サーモンピンク色で
味も爽やかでした。

写真は古根の方をガス入りの水で割ったもの。
とても美しいです。

夏の朝の目覚めは、
この美しい1杯の生姜ドリンクから始めています。

2010年8月6日金曜日

かき氷

東京は、太陽が照りつける真夏日。
気になっていた湘南のカキ氷屋さんに行きました。

こちらのカキ氷は
日光の天然氷を使用し
フルーツのシロップは、
生のフルーツから作った自家製のものです。

白桃、マンゴー、イチゴ、スイカ・・・
どうしようか本当に迷って
定番のイチゴミルクを注文しました。


ふんわりした氷の上にかかった練乳。
香りの良いイチゴシロップをかけて
外のテラスで風に吹かれながらいただきました。

天然氷だと、後味がサラッとしてるんですね。
もちろん、着色料なんて使ってないから
舌に色がつきません。

夏休み気分満喫です♪

2010年8月5日木曜日

すいか

スイカを買ってみました。

核家族化が進んで
大きなスイカは売れなくなって、
小さな品種の開発が進んでいますが
私はやっぱり、大きいスイカを食べたいです。

以前、この季節に韓国に行って
宮廷料理を食べたときに
デザートにスイカが出てきました。

一番甘い、中央の部分を三角にカットし
種を取り除いたスイカが
白い皿にちょこんと乗ってました。

おもてなしの心って
こういうことなんだな・・・と
感心したことを思い出しました。

スイカは薬膳では
むくみをとって、からだを潤し
熱を下げるといわれています。
夏バテに良い食材ですね。

2010年8月3日火曜日

新調理テクニカルセミナー“洋の夏”

新調理システム推進協会主催の
「四季の料理講習会“洋の夏” テクニカルセミナー」に参加いたしました。

協会の会長である渡辺先生の講義では
日光プリンス時代に教わったという
御料牧場の各大臣にお歳暮で配っていたというレシピを元に
新調理の技法でアレンジした『薫鶏』は
今まで食べたことのないジューシーなしっとり感と
うまみと香りのハーモニーでした。

業務用の製造に関する基本的な考え方と
料理人としてのおいしさに対する想いが
ぎっしり詰まった講義でした。

また、東京製菓学校の梶山先生の講義は
熱い想いと科学的な知識がいっぱいで
メモがびっしりになります。
今回は、寒天やゼラチン系の食材についてのお話がメインで
バリエーションの多さにビックリしました。

『お菓子は嗜好品だから、食べなくても生きてゆける。
 うまくなくちゃ、誰も買ってくれない。』
そんな過激な発言も、梶山先生ならではです。

講義を受けて、安全性の問題や
作るひとの都合でなく、
食べる人のことを考えた商品でないと
売れない時代だと深く考えさせられました。