テレビのお仕事で使うレンタル食器を借りに行く道すがら
葉桜がきれいだったので、眺めていたら
可愛いサクランボが、実っていました。
子どもの頃、木登りして
このソメイヨシノのサクランボが赤く熟したものを
食べたことを思い出しました。
あの頃は、その辺に生っている木苺とか、サツキの花の蜜とか
いろんなものを口にした記憶があります。
何十年も食べていませんが
ちょっと青臭いようなホロ苦さや
口の奥がキュっとなるような酸味もあり
複雑な味わいがしたことを思い出しました。
私の味の原点のひとつです。
2010年4月26日月曜日
2010年4月24日土曜日
ささやかな贅沢。
私の部屋にあるご飯を炊く調理器具は、土鍋です。
過去には、炊飯器も使っていたのですが
炊き立てのご飯の撮影をする際に
クライアントさんの希望で、土鍋や羽釜を探し回っていたら
うっかり、欲しくなって購入してしまいました。
ちょっと失敗して、お焦げができた豆ごはん。
初めて土鍋で炊いたときに、
同じお米がこんなに違うものかと驚きました。
現在、自宅のほかにキッチンがあり、
そちらには、炊飯器もあるのですが
仕事で検証する以外では、使用していません。
写真は、具材の入ったご飯ばかりですが
炊き立ての白米は、
おかずがいらないと思うぐらいおいしいです。
ときどき、この炊き立ての白米で作った塩むすびに、
パリッとした海苔をたっぷり巻いて食べたくなります。
私のささやかな贅沢です。
あ。日本食糧新聞さんのブログにも書かせていただきましたが
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」も
白いごはんにオススメです!
しかし、売り切れてますねー。
過去には、炊飯器も使っていたのですが
炊き立てのご飯の撮影をする際に
クライアントさんの希望で、土鍋や羽釜を探し回っていたら
うっかり、欲しくなって購入してしまいました。
ちょっと失敗して、お焦げができた豆ごはん。
初めて土鍋で炊いたときに、
同じお米がこんなに違うものかと驚きました。
現在、自宅のほかにキッチンがあり、
そちらには、炊飯器もあるのですが
仕事で検証する以外では、使用していません。
写真は、具材の入ったご飯ばかりですが
炊き立ての白米は、
おかずがいらないと思うぐらいおいしいです。
ときどき、この炊き立ての白米で作った塩むすびに、
パリッとした海苔をたっぷり巻いて食べたくなります。
私のささやかな贅沢です。
あ。日本食糧新聞さんのブログにも書かせていただきましたが
桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」も
白いごはんにオススメです!
しかし、売り切れてますねー。
2010年4月20日火曜日
2010年4月19日月曜日
若葉萌ゆる頃
バイクで信号待ちをしていると
道路沿いの銀杏並木の芽吹きの勢いに
ハッとさせられます。
・・・ちょっと、おいしそうって思うのは
食いしん坊だから?
日本の伝統色でいうところの若葉色、
鶸萌黄(ひわもえぎ)とか薄萌黄(うすもえぎ)とか
呼ばれる色でしょうか。
ひと雨ごとに、濃くなる今この瞬間の貴重な色。
見惚れていると、つい信号を出遅れてしまったりします(汗
近所の仏閣に行ったら
名残の桜が、手水に小さな花筏を作っていました。
春霞ににじむ、朧月夜の美しさも
今の季節ならでは。
今夜の月は、爪の跡のような三日月です。
スタイリングの色や素材の組み合わせで悩んでいるときは
散歩に出かけると、自然の風景の中にたくさんのヒントがあります。
英語やフランス語、スペイン語などの
他の言語では表現しきれない日本独特のこの感覚を
仕事の上でも、生きる上でも
私は大切にしたいと考えています。
道路沿いの銀杏並木の芽吹きの勢いに
ハッとさせられます。
・・・ちょっと、おいしそうって思うのは
食いしん坊だから?
日本の伝統色でいうところの若葉色、
鶸萌黄(ひわもえぎ)とか薄萌黄(うすもえぎ)とか
呼ばれる色でしょうか。
ひと雨ごとに、濃くなる今この瞬間の貴重な色。
見惚れていると、つい信号を出遅れてしまったりします(汗
近所の仏閣に行ったら
名残の桜が、手水に小さな花筏を作っていました。
春霞ににじむ、朧月夜の美しさも
今の季節ならでは。
今夜の月は、爪の跡のような三日月です。
スタイリングの色や素材の組み合わせで悩んでいるときは
散歩に出かけると、自然の風景の中にたくさんのヒントがあります。
英語やフランス語、スペイン語などの
他の言語では表現しきれない日本独特のこの感覚を
仕事の上でも、生きる上でも
私は大切にしたいと考えています。
2010年4月16日金曜日
たけのこ。
数年前、親友がアメリカの大学に行っていた頃、
他民族の文化を知る授業があったそうです。
日本がテーマのときに何が紹介されるかと楽しみにしていたら
原宿で「たけのこ族」が踊っているビデオを見せられて
今の日本は、キモノやチョンマゲでなく、
こんなものが流行っているといわれ、
腰を抜かしそうになったと言ってました。
その教授が訪日したときのまま
認識の時間が止まっているのでしょうね。
日本人っていい意味でも
悪い意味でも、流行に敏感です。
料理の世界でも、思いつく限りで
ティラミス、モツ鍋、ナタデココ、マンゴープリン・・・。
数年経つと流行っていたことすら
思い出せないものもたくさんあります。
個人的には、流行に翻弄されるのは好まず、
「変わらないもの」「本物」を
追い求めてゆきたいと考えていますが
流行のものの中には、定番になるものもあれば
ニュアンスだけを残して消え行くものもあります。
私は、そんなに流行に敏感な方ではありませんが
時代を反映するものとして
気にかけてゆきたいと考えています。
写真は、タケノコのある食卓と
タケノコごはんの下ごしらえ。
他民族の文化を知る授業があったそうです。
日本がテーマのときに何が紹介されるかと楽しみにしていたら
原宿で「たけのこ族」が踊っているビデオを見せられて
今の日本は、キモノやチョンマゲでなく、
こんなものが流行っているといわれ、
腰を抜かしそうになったと言ってました。
その教授が訪日したときのまま
認識の時間が止まっているのでしょうね。
日本人っていい意味でも
悪い意味でも、流行に敏感です。
料理の世界でも、思いつく限りで
ティラミス、モツ鍋、ナタデココ、マンゴープリン・・・。
数年経つと流行っていたことすら
思い出せないものもたくさんあります。
個人的には、流行に翻弄されるのは好まず、
「変わらないもの」「本物」を
追い求めてゆきたいと考えていますが
流行のものの中には、定番になるものもあれば
ニュアンスだけを残して消え行くものもあります。
私は、そんなに流行に敏感な方ではありませんが
時代を反映するものとして
気にかけてゆきたいと考えています。
写真は、タケノコのある食卓と
タケノコごはんの下ごしらえ。
2010年4月15日木曜日
薬膳粥。
2010年4月11日日曜日
春のお散歩。
陽気に誘われて
靖国神社に行きました。
参拝するのに並んでいると、
盛りが過ぎた桜が、ハラハラと花びらが舞い落ちる様子に
つい、見惚れてしまいました。
苔むした樹の下では、
桜の花びらのじゅうたんが広がっています。
日本庭園でケヤキや柳の新緑と
早めに咲いた山吹の凛とした美しさに
しばし無言になってしまいました。
帰りは、お堀沿いの道をひと駅分散歩したのですが
タンポポやツクシ、菜の花にカラスノエンドウなど
昔、見た春の野の花がたくさん咲いていました。
思わず、お弁当が作りたい衝動に駆られました。
梅酢かザクロ酢で染めた桜色のお寿司とか、
ゆで卵をつぶしてミモザ風にしたサラダとか
桜の葉で蒸した魚や鶏がメインかなぁ・・・
塗りの重箱か、タイ製の金属のお重に入れて。
と、気づくとメニューを考えてましたw
あれ。やっぱり花より団子?
靖国神社に行きました。
参拝するのに並んでいると、
盛りが過ぎた桜が、ハラハラと花びらが舞い落ちる様子に
つい、見惚れてしまいました。
苔むした樹の下では、
桜の花びらのじゅうたんが広がっています。
日本庭園でケヤキや柳の新緑と
早めに咲いた山吹の凛とした美しさに
しばし無言になってしまいました。
帰りは、お堀沿いの道をひと駅分散歩したのですが
タンポポやツクシ、菜の花にカラスノエンドウなど
昔、見た春の野の花がたくさん咲いていました。
思わず、お弁当が作りたい衝動に駆られました。
梅酢かザクロ酢で染めた桜色のお寿司とか、
ゆで卵をつぶしてミモザ風にしたサラダとか
桜の葉で蒸した魚や鶏がメインかなぁ・・・
塗りの重箱か、タイ製の金属のお重に入れて。
と、気づくとメニューを考えてましたw
あれ。やっぱり花より団子?
2010年4月9日金曜日
花のある食卓。
今日は撮影でした。
4月から、毎週放映されるTVのお料理の仕事をいただきました。
今日は2回目の収録です。
通常、料理の撮影のときに
自由がきく場合、花を小物に使うのが好きです。
季節感や、みずみずしさが
花の存在感で演出できるからです。
もちろん、そのためにはどんな季節に何の花が咲くかや
食卓にふさわしい花、ふさわしくない花を知ることが必要です。
たとえば、百合やフリージアなどの香りの強い花は
料理の香りが負けてしまうので、食卓に向かないことは
ご存知でしょうか。
料理の撮影の場合、主役は料理なので、
小物がでしゃばるのは厳禁です。
不必要な要素は排除した方が良い場合があるので
当初、お花の演出は遠慮していました。
当初のオーダーでは、布、箸、箸置きがOKだったので
桜の咲く季節を意識して桜色のクロスを敷き
こっそり、桜の花びらを象った箸置きを忍ばせるのが
精一杯でした。
ところが、クライアントさんから
次回からは、小物に花を用意できる?
とお電話をいただき、
心の中でスキップをしながら花屋さんに足を運びました。
山吹だったり、アイリスだったり、コデマリだったり、てっせんだったり、
私の好きな、野に咲く花系統のお花がたくさんあって
つい、買いすぎてしまいました。
撮影で使わなかったお花を持ち帰って
部屋に飾ってます。
窓を開けると山吹の花が、
夜の春風に揺れて微笑んでいるようです。
4月から、毎週放映されるTVのお料理の仕事をいただきました。
今日は2回目の収録です。
通常、料理の撮影のときに
自由がきく場合、花を小物に使うのが好きです。
季節感や、みずみずしさが
花の存在感で演出できるからです。
もちろん、そのためにはどんな季節に何の花が咲くかや
食卓にふさわしい花、ふさわしくない花を知ることが必要です。
たとえば、百合やフリージアなどの香りの強い花は
料理の香りが負けてしまうので、食卓に向かないことは
ご存知でしょうか。
料理の撮影の場合、主役は料理なので、
小物がでしゃばるのは厳禁です。
不必要な要素は排除した方が良い場合があるので
当初、お花の演出は遠慮していました。
当初のオーダーでは、布、箸、箸置きがOKだったので
桜の咲く季節を意識して桜色のクロスを敷き
こっそり、桜の花びらを象った箸置きを忍ばせるのが
精一杯でした。
ところが、クライアントさんから
次回からは、小物に花を用意できる?
とお電話をいただき、
心の中でスキップをしながら花屋さんに足を運びました。
山吹だったり、アイリスだったり、コデマリだったり、てっせんだったり、
私の好きな、野に咲く花系統のお花がたくさんあって
つい、買いすぎてしまいました。
撮影で使わなかったお花を持ち帰って
部屋に飾ってます。
窓を開けると山吹の花が、
夜の春風に揺れて微笑んでいるようです。
2010年4月7日水曜日
時をかける少女。
筒井康隆さんが原作のこの映画は
原田知世さんが主演していたのを
ずいぶん昔に観た記憶があります。
映画会社に居る友人からご招待を受け、
新しいバージョンの時をかける少女を観てきました。
主演の仲里依紗ちゃんが、すごくキュートで
良い演技なのが印象的でした!
昔とは、ぜんぜん脚本が違ってます。
キュンとくるせつないお話でした。
主な舞台になっている1970年代の服装やごはんが
とても懐かしく、いろいろ思い返してしまいました。
昔は、水道から水を飲んでいたなぁとか、
冬になると、みかんは常に箱で買ってあったっけ。とか、
スナック菓子も今ほど、種類がなかったように思います。
映画の中でこたつの上でみかんとベビースターを
ひどく懐かしく感じたり、
インスタントラーメンに卵を落として
鍋から食べるシーンが、すごくおいしそうに見えたり。
・・・私の年齢が、わかってしまいそう(汗
機会があればぜひ、観てみてください!
原田知世さんが主演していたのを
ずいぶん昔に観た記憶があります。
映画会社に居る友人からご招待を受け、
新しいバージョンの時をかける少女を観てきました。
主演の仲里依紗ちゃんが、すごくキュートで
良い演技なのが印象的でした!
昔とは、ぜんぜん脚本が違ってます。
キュンとくるせつないお話でした。
主な舞台になっている1970年代の服装やごはんが
とても懐かしく、いろいろ思い返してしまいました。
昔は、水道から水を飲んでいたなぁとか、
冬になると、みかんは常に箱で買ってあったっけ。とか、
スナック菓子も今ほど、種類がなかったように思います。
映画の中でこたつの上でみかんとベビースターを
ひどく懐かしく感じたり、
インスタントラーメンに卵を落として
鍋から食べるシーンが、すごくおいしそうに見えたり。
・・・私の年齢が、わかってしまいそう(汗
機会があればぜひ、観てみてください!
2010年4月4日日曜日
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