2010年3月31日水曜日

先生からの贈り物

ポストをのぞいたら
日本応用心理学会の封筒がポストに入っていました。

実は、私は大学で心理学を専攻していました。
先日、学科の同窓会があり
卒業以来、初めて出席させていただきました。

お世話になった教授と久しぶりにお目にかかって
名刺交換させていただき、
こんなお話をしました。

今の私は、心理学とはぜんぜん違う業種ですが
人による、人のための仕事なので
大学で学んだことは、いつも心のどこかにあります。
本当にありがとうございますと。

後日、一緒に撮った写真を
メールでお送りさせていただいたところ、
先生の著書と共に写真のお礼と
「お役に立てれば幸いです。」
と書かれたメモが
日本応用学会の封筒に、入っていました。

書籍の内容は、学術書ですが
先生の温かさが詰まった本でした。

林先生ありがとうございます!
嬉しくて、ちょっと泣いちゃいました。。。

2010年3月30日火曜日

心に響く言葉。

84歳のおじいちゃまと、おいしいものをいただきながら
お話する機会に恵まれました。

良い時間を重ねてきた方の言葉は、含蓄があります。
備忘録も兼ねて記します。

・ものごとが始まる前には、心に揺らぎを感じる 。

・時代によって価値観は変わるけれど、
人の幸せは、自分にしか分からない。
たとえ、国が滅びたって、人は幸せになれる。
誰が決めることでなく、自分が決めることだ。

・人の人生は、織物によく似ている。
隣の糸(人)は、まったく違うものだけれど、
交差することで色とりどりの錦絵を描き出す。
人と関わってゆかないと、良い絵は描きだせない。

・他人の健康法や意見に右往左往して失敗するぐらいなら
自分のやりたいようにやって、死ぬほうが悔いがない。

・機運に恵まれたら、必ず乗れ。
タイミングを逃すと結果がずいぶん変わってしまう。

・人生の中で知り合って関われる人は、ほんのごく僅か。
合わない人からも、学ぶことはある。

説得力のある言葉の数々に、感激して
ちょっと涙目になってしまいました。

「Happyごはん」を考える上で
とても感銘を受けました。

2010年3月27日土曜日

四季の料理”洋の春”料理講習会

新調理システム推進協会主催の
「四季の料理”洋の春”料理講習会」に参加いたしました。



お客様に料理を提供するプロとして
どのようにしたら、計画的においしさが追求できるのか
真空調理やクックチルの技法を学ぶ勉強会です。

渡辺彰会長からは、熟成と鮮度管理について学びました。
加工品利用の対費用効果のお話や
技術的なお話など、たいへん勉強になりました。

「料理も、人の心も熟成が大事。」
というお言葉に、シマダは、じーんとしてしまいました。



第2部では、日本で一番歴史のあるお菓子の学校である
東京製菓学校の梶山先生のお話です。

「お菓子っていうのは、毎日食べなくていいものだから
おいしくなくては、お菓子じゃない!」
というお言葉が心に残りました。

たとえば、水羊羹で離水のクレームがきたときに
寒天を増やして固くすべきなのか
それとも、舌触りの柔らかさを保つのにそのままにすべきなのかなど
具体的なお話から
フランスやスペインで流行し始めている和菓子のお話など
とても興味深く、拝聴いたしました。

オトナになってからの方が
勉強って面白いです!

2010年3月25日木曜日

花冷えの頃

桜の開花宣言がされて、
気の早い桜が、花を開き始めました。

他にも花はたくさんあるのに
花見っていうと日本人なら「桜」ですね。



これは春の料理撮影のために借りた器ですが
残念ながら、使用しなかったので
個人的に写真を撮ってみました。

「花冷え」という言葉がふさわしい
寒い日が続いています。
みなさま風邪など、ひかれませんように・・・。

2010年3月22日月曜日

贅沢な朝ごはん。

いちばん贅沢な食事って
朝ごはんだと思うんです。

ちゃんとした朝ごはんを
おいしいなぁと思って食べれるって
時間とか健康とか、いろんなことに余裕がないとできなくて、
1日のスタートの幸先が良くなる気がしませんか?

そんな贅沢な朝ごはんを食べました。

漁港の朝市の2階にある、レストラン金田
こちらで気になったのは、朝市定食。
脂が乗ったイワシを選別して作った自家製の丸干しだそうです。
おいしいものって、美しいですね。

朝なのに、お酒が飲みたくなりました(笑

レストランご自慢の定食。
新鮮な地元の食材で料理しています。
食べきれないほどの量です。
刺身は、東京で食べる厚みの倍はあります。
さすが漁港。
おいしくて、みんなで完食しました。


季刊うかたまのカメラマンさんがフィルムカメラを用意なさって
太陽が上がってくるのを待ってました。
hasselbladを、久しぶりに見かけたので、つい、目が釘づけ。
お願いしてカメラの写真を撮らせていただきました。

かっこいい~♪
今はデジタルカメラの撮影ばかりになったなぁと
しみじみ思ってみたり。

2010年3月21日日曜日

金田漁港の朝市

夜半から朝方にかけて春の嵐でした。



荒天の中、三浦半島にある金田漁港の朝市を取材しに
季刊うかたまさんと、ご一緒させていただきました。

金田の朝市は、毎週日曜日の朝6時から7時半頃までの開催。
早朝5時に、朝市会場に着くと
地元の漁師さんや農家さんが準備を始めていました。
三浦は、三崎のマグロで有名ですが、
金田は定置網が中心の漁港なので、地魚がほとんどです。

今日は、海が荒れていたので魚が少ないそうです。
アジやイワシ、金目鯛、イカ、ホウボウなどのほかに
生簀から出してきた、大型のスズキやメジマグロ、イナダを
次々に活け〆にしていました。



メカブやコンブ、アカモクという海草が
ずっしりとした量で売られています。


魚類のほかにも、野菜や豆腐、和菓子など
さまざまな店が出店しています。

蘭の品種改良を行ってる農家さんの花の色が
暖かい三浦らしくて目を引きました。
ここでしか作っていない、貴重な品だそうです。
鉢植え以外に切花もありました。



お店の方々は、本当に親切で、オマケしてくれたり
どうやって食べたらおいしいかの調理法や
保存の方法など、たくさん教えていただきました。

来週には、漁港の脇にある桜並木が見ごろだから
またおいでって、言われちゃいました。
東京から小1時間で来れる場所だし
花見がてらいいかも。
保冷バック背負って、バイクで行こうかなぁ・・・。

金田漁港の日記はまだ、続きます。

金田の朝市
三浦市南下浦町金田2020-5
金田漁港海業センター
毎週日曜日
6:00~7:30

2010年3月20日土曜日

ミルクティの記憶。

懐かしい音楽を聴くと
その時代のことを思い出しませんか?

くいしんぼうの私は、だいたい食べ物と結びついているのですが
ビートルズを聴くと、高校生の頃に
ほんの少しだけホームスティしていたイギリスの田舎町を思い出します。

さんざん、あなたの英語はアメリカ英語だと修正され、
凹み気味な授業の合間に、ミルクティとビスケットでお茶の時間が必ずあって、
先生が、ギターを弾きながらビートルズの歌を教えてくれました。



ホームパーティに行ったら、東洋から来た珍客を
田舎町の酔っ払ったオトナが囲んで
「ビートルズを知ってるか?彼らは、自分達の誇りだ」
と、ビートルズの曲をかけてくれました。

日本には、そんな風に国を挙げて誇れるシンガーって居るかしら?
当時から今にいたるまで、そんなことを思います。

濃いミルクティを飲むと、今でも私の心の中にビートルズが流れます。

2010年3月19日金曜日

揚げ物美人コンテスト。

料理撮影で、揚げ物をたくさんしました。

それぞれの食材ごとに揚げ色の差をつけて
皿の上に並べた時に、
違いと素材感が感じられるようにしています。

一番、美しいコは、目立つ場所に持ってくるので
整列させて、『揚げ物美人コンテスト』
開催中のショットです。

さぁ。どのコがいちばん美人かな?ww

それにしても、日本食糧新聞さんに書かせていただいている
食ブログでは、内容が固い方向に向かっている反動で
このブログは、どんどん柔らかくなっていってる気がします・・・。

2010年3月18日木曜日

バイク。

バイクに乗っている。と言うといろんな質問をされます。

高齢の女性に、真顔で
「まぁ・・・。暴走族なの?」
と尋ねられたときには、クラクラしました。

暴走族ではありません。(念のため)


たいていは
「ツナギとか着てるの?」
と言われます。

レースは、やっていないのでツナギは持っていません。
私のバイクは、足がわりなので
ジーンズにライダースジャケット姿です。


海ほたるPAで、カメに腰掛けているところです。

スタイリングの仕事や文章を書く仕事で煮詰まると
バイクに乗りながら頭を整理して
カフェで、ラフ画や文章を書いたりすることもあります。

農家さんにバイクを飛ばして行って
たいていビックリされます。

農作物をリュックからはみださせて
都内を走っている女性ライダーがいたら
それは、私かもしれません。

2010年3月16日火曜日

桜グッズ。

桜のつぼみが、ふくらみ始めましたね。
東京では気象庁から、開花予想が3月21日だと発表されました。





先日、浅草に行ったら、こんなにたくさんの
桜グッズを発見しました。


桜あんのジャム、桜のお塩、桜茶・・・

桜って、咲く前からなんだかワクワクしますね。
他の花では、こんな感覚がないのに・・・。
これは、日本人だけの感覚なのかしら?

あ。もしかして私だけ??

2010年3月13日土曜日

まぐろソースカツ丼

先日、三浦半島に行ったときに
三崎の港の近くで珍しい丼を食べました。



「まぐろソースカツ丼」。
まぐろの尾の身をカツにして、ソースをかけ
たっぷりの三浦キャベツの千切りが添えてあります。
三崎まぐろ地魚協会で作ったメニューだそうです。
憲章があるんですって。

■憲章■
●上まぐろの尾の身を130グラム以上使用
●三浦きゃべつをたっぷり添える(11月~5月)
    ※入荷の無い時期も有ります。
●小鉢料理一品以上・お椀付きます。


私は重美屋というお店でいただきました。
マグロの尾の身は、柔らかい豚肉っぽい食感。
ガッツリ系のランチですが、
たっぷりのキャベツと
添えられていた柚子コショウやカラシをつけて
飽きずに完食いたしました。

これで1,000円は安い!

ところで、今開催中のワシントン条約締約国会議で
モナコが提案予定のクロマグロ取引禁止案が通過した場合、
マグロ保護の動きがメバチマグロなど
他の種のマグロにも及ぶ恐れがあります。

築地をみていても、ここ数年で
セリ場のマグロが、少なくなったなぁと感じます。

幻の丼になる前に、味見してはいかがでしょうか。

2010年3月11日木曜日

春のスイーツ

和食のお店で食事をしたら、
デザートに豪華な「アイスもなか」が
出てきました。
イチゴが春を演出していますね。

2010年3月6日土曜日

三浦大根のフルコース。

またまた、三浦半島に伺いました。

今回は、三浦大根を育てていらっしゃる吉田さんの畑に、お邪魔しました。
吉田さんは、生産数・販売数ともに希少になってきた品種である
三浦大根の育成と普及をなさっています。

三浦大根が、青首大根とどう違うかというと
まずは、とにかく大きい!
形状もストンとした青首に比べるとなで肩のような形で
葉がふさふさしてます。
切るとキメが細かくて、色白で、煮崩れしにくいです。

料理上手の吉田さんは、そんな三浦だいこんの特徴を生かして
「三浦だいこんのフルコース」を作って
食のアメニティー活動コンテストで、国土長官賞を受賞なさいました。

「三浦だいこんのステーキ」、「くずきり風だいこん」などをごちそうになりました。
大根なのに、メインディッシュやデザートになっても
違和感がありません。

アイデアと技術の高さに感激しました。
このレシピは、吉田さんの著書「三浦ダイコンここにあり!」に載っています。

2010年3月3日水曜日

ひな祭りとハマグリ

今日は、ひな祭りですね。

某社のひな祭り特集の撮影と
日本食糧新聞さんの食ブログに記事を上げたら、
すっかり安心して、
ひな祭りがすっかり終わった気分でいました(笑

ひな祭りといえば、
ちらし寿司とハマグリの入った潮汁。

何年前だったでしょうか
北朝鮮との国交の問題で
北朝鮮産のハマグリの流通がなくなって
国産のみになった時期に
1個で500円ぐらいしてました。

国産のものは大きくて
味も、うまみも強く、
本当においしいのですが
500円といえば
オージービーフならステーキが1枚買える価格。
買うのに、ちょっと悩みます。

今年は、価格がほぼヒトケタ違う
中国産と国産の両方を見かけます。
いづれにせよ、今はハマグリの身が
ふくらんで一番おいしい季節です。

ところで、デパートを歩いていたら
こんな商品を見つけました。

1パック約200円で
常温:約180日の賞味期限です。
こんなのもアリですね。

2010年3月1日月曜日

おこわ弁当。

今日は、料理の商品撮影をしていました。

料理撮影のお仕事をしていると
「おいしそうで、うらやましい」
と言われることが多いです。

料理撮影は、確かにおいしそうなのですが
商品なので、お菓子や料理を扱っていても
多くの場合、撮影点数が多くて時間がおしてしまい、
自分達で食べるのは、コンビニで買ってきたお弁当だったり、
本当に間に合わないときは、
カメラマンさんがアングルを変えて撮っている間に、
おにぎりを立ち食いということが、ザラにあります。

撮影後に商品を食べれたとしても
すっかり冷めていたり、乾いていたりという状態が多いです。

そんな中で、今日のお客さんは
いつも、おいしいお弁当を用意してくださいます。

今日は、おこわ弁当。

スタッフみんなで、一緒に食べるお弁当は
ワイワイしていて、遠足みたいで楽しいです。